ぼくの脳外ストレージ

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【気になった言葉】ブレインストーミング 使い所と注意点

ブレインストーミング

 

会社の会議とか

就活のグループワーキングでよく使われてる。

 

ここ10年くらいでよく使われるようになった手法かな

 

いろんな場所でこのブレインストーミングを行ったんだけど、

どうにも

使い方だったり、進め方のおかしいブレインストーミングが多い気がする。

 

 

概要

ブレインストーミング(brainstorming)とは、数名毎のチーム内で1つのテーマに対し
お互いに意見を出し合う事で沢山のアイディアを生産し問題の解決に結び付ける創造性開発技法の
事をいいます。

1938年(昭和13年)当時に米国広告代理店BBDO社(現BBDO Worldwide Inc.)副社長をしていた
A・F・オズボーン氏が考案した技法で、自由奔放な発想からお互いのブレーン(頭脳)を刺激し合う事で
更に創造的なアイディアを生み出す事が出来るという考え方が基本となっています。
「三人寄れば文殊の知恵」という諺がありますが、少人数チームを幾つか作りお互いに
ディスカッションする事で問題を明確にし且つ多数の意見を出し合う中で生まれるアイディアを基に
リスク要因を明確にする事で打開策を打ち出す技法です。
お互いの意見を批判して潰すのではなく小さなアイディアも含めて少しでも多くの意見を
出し合う事により内容を分析・整理し展開や解決へと結び付けるという考え方は
チームワークを固めお互いの意義を高めるためにも重要です。

互いの意見を尊重しつつ複数の意見をディスカッションする手法ですので、実際の業務において
意思の疎通がうまくいかない場合など是非取り入れると良い技法といえるでしょう。

ブレインストーミング-180594 

 要約

問題解決のためにいろんな意見を出し合おう。

いろんな立場から自由な発想で打開案を探ろう。

って技法だ。

 

 

ここがおかしいブレインストーミング!

1.いきなり10分間の瞑想タイム

就活のグループワーキングとかでよくあった。

 

「じゃあ、10分間でアイデアを考えてその後発表し合おう」

 

アイデアを考えるのはいいんだ。

でもさ、その前にやることがあるはず。

問題の抽出とゴールの定義付けだ

それをしないでいきなり考え始めたら

例えば

課題が「コンビニの売上を二倍にするには?」とかあったら、

コンビニってどんなコンビニ?

どんな立地?

売り上げ二倍ってどうなったら二倍?

今の売り上げってどんなもん?

 

いろんな疑問が出てくる。

だからそこを定義付けして、そのゴールに向かってアイデアを出し合う。

それをしなきゃ、みんなが別々の方向を向いたアイデアを出してしまって、

一切会議に参加できないアイデアが生まれちゃう。

 

意外とできてない人が多い。

 

 

ブレインストーミングにおいて必須なこと

同じゴールに向けて同じ問題点を解決するアイデアに向かうこと。

 

 

2.案だけ出して担当者にぶん投げ

会社であったんだ。

自分の担当外の仕事の問題に対して

他業務の人からブレインストーミングでアイデアを募い

いろんなアイデアを出すだけ出して

あとは担当者にぶん投げ

 

いろんな視点から自由な発想を得るのはいいが、

大事なのはその先だ。

ブレインストーミングはアイデア募集の場ではない。

問題を解決する手段だ。

アイデア抽出はただの過程でそこから実用性があるのかどんな手段でそれができるのか考えないと。

 

ブレインストーミングにおいて必須なこと

アイデアに対して十分考察すること

 

結論

 

よくわからないけど、

今の日本には謎のブレインストーミング神話がある。

これは会議の技法の一つで

問題解決のためにはもっといい方法だってたくさんある。

行き詰まって、たくさん意見が欲しい時に使う手段でしかない。

 

だからみんなブレインストーミングの使い方には気をつけよう。