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【映画・ネタバレあり】アンブレイカブル ミスターガラスの前日譚 現実にヒーローは存在しうるのか

 

アンブレイカブル(字幕版)

アンブレイカブル(字幕版)

 

 

 

基本情報

監督:M・ナイト・シャマラン(代表作:シックス・センス)

主演:ブルース・ウィルス

   サミュエル・L・ジャクソン

公開時期:2001年1月

ジャンル:サスペンス・スリラー

 

 

2019年1月18日公開された

「ミスター・ガラス」の前日譚に当たる

当作品を視聴するにあたって、事前知識としてこの映画をみました。

 

www.disney.co.jp

 

「ミスター・ガラス」のキャッチコピーが

“スーパーヒーローは実在するか?”

 

近年、XーMENは鳴りを潜めたけど

「アベンジャーズ」や「ジャスティスリーグ」等、

スーパーヒーローが活躍する作品が大ヒットしている。

どちらのシリーズも“現実にいるスーパーヒーロー達”を描いているが

あくまでSFやアクションのエンターテイメント作品。

ヒーロー達のあり方に疑問を呈している作品群ではあるが基本的に肯定的でさらに

ファンタジー色が強い

 

だが今作はジャンルがサスペンス・スリラー

この時点で方向性が全く違うことがわかる。

 

同じ「スーパーヒーロー」を扱う作品ではあるが、どう違うのか

 

更にアンブレイカブルのキャッチコピーは「真実を知る覚悟はあるか」

「アベンジャーズ」や「ジャスティスリーグ」等のスーパーヒーロー映画達よりも

更に現実的な目線で描かれるのだろうか。

 

サスペンス作品としてワクワク、ソワソワを期待して視聴しました。

 

この監督ブルース・ウィルス好きだね(笑)

 

 

ネタバレあり

 

1分でわかるストーリー

 

大事故で奇跡的に助かったデヴィット。唯一の生存者の上に擦り傷ひとつない。

彼に謎の手紙が送られてくる。「今まで病気をしたことがあるか?」と。

 

手紙を送った自称「ミスターガラス」イライジャは

デヴィットが、怪我を負いやすい自分とは反対の無敵の「コミックのヒーロー」だと言う。

初めは否定していたが、思い当たる節がいくつもある。

無意識に悪意を察知していたこと、驚異的な筋力を持っていること

そして確かに病気になったことも怪我を負ったこともなかったのだ。

自覚したデヴィットは街で悪意を察知しとある一家を救う。

メディアは「謎のヒーロー」の話題で持ちきりになった。

 

デヴィットは感謝を伝えるためイライジャを訪れるが

能力でイライジャがデヴィットが遭遇した事故も含めたテロを行ってきたことを知る。

その目的はヒーローを探し出すためだった。

ミスターガラスは逮捕され精神病棟へ送られた。

 

 

感想・レビュー

 

近年のハリウッド大作ヒーローものと違って派手さはないが

最高に楽しめたサスペンス作品だった。

頭の中でこれはどういうことだ?って考えていく楽しみがあった。

 

 

ストーリーに派手な起承転結はないし

映画の全体像を把握しようとしていく序盤はいくつも伏線が張られてはいるものの、単調な会話シーンが多いために少し退屈さを覚えるかもしれない

 

でも中盤から「ヒーロー」と言う存在とその力が仄めかされてからは

目が離せない

BGMが少ないからか緊張感も高まる。

 

 

「現実はコミックスの中に収まるものじゃない」

とことん現実味のある作品になっていた。

 

最後のどんでん返しは流石。シックスセンス的な手法はこの監督らしい

「いや、まさか・・・そう言うことか・・・」

本当にヒヤッとしたし震えた。

 

ヒーロー活動をするデヴィットが「スーパーマン」的な超・超人的なアクションがなかった部分もよかった。

そのおかげでこの作品はファンタジーからは一線を画すサスペンス作品に成り上がっている。

 

 

息子と一緒に筋トレをするシーンがすごい好き(笑)

親の愛を感じるし息子の好奇心もリアルだった。

 

 

 

 

続編「ミスターガラス」が本当に楽しみになった。


映画『ミスター・ガラス』本編アクションシーン

しかも新キャラのジェームズ・マカヴォイ演じるケヴィンが出ると言うんだから更に楽しみ!!

XーMENファーストジェネレーション等、すごいこの俳優さん好きなんだよね。

今度は精神病棟がメイン舞台になるから

デヴィットの関わり方とかあの後の行動がすごい気になる。

 

 

「アベンジャーズ」や「ジャスティスリーグ」等の作品が好きなら絶対楽しめるおすすめ作品

まだミスターガラスは視聴していないがこの作品単体でも十分魅力的だった。