【映画・ネタバレあり】エレメンタリ~鍛冶屋と悪魔と少女~ Netflix限定 ホラー&コメディのバランスのとれた映画
いろんな映画レビューサイトで話題になっていたから視聴した。
そんなに期待しないで見たんだよね、
Netflix限定配信の映画って若干外してるというか
大当たり!!ってくる感じじゃない
僕の好みからは少し外れてる。
まず、Netflix限定だから、契約者しか見れない。
無料お試しが一ヶ月分あるのでお試しで使ってみるといいかも!
基本情報
監督はバスク地方出身の“ポール・アーキホ”
検索してみてもあんまり出てこない、スペイン映画の「死神との時間」ってのが出てきた。
ホラー映画が得意なのかな。
監督の出身のバスク地方に伝わる伝承を元にした映画。
言語がバスク語しかないので注意!!
※バスク語って世界でも有数の習得が難しい言語らしい
Netflixでは10月12日から配信開始だから結構最新の映画
ネタバレあり
超簡単あらすじラストまで
妻のために悪魔と契約し、戦争から生還した鍛冶屋:パチ
村の外れで村人たちに嫌われながらひっそりと暮らしていた。
そこに村の子にいじめられた、孤児ウスエが逃げ込む。
ウスエは檻に捕まった少年に助けを求められるが、その少年は実は悪魔でパチの魂をずっと狙っていた。
パチとウスエはその機に悪魔をいじめて仲良くなる。
村には黄金を探しに国の調査団が来ていた。
ウスエを攫った上に黄金を隠し持っていると疑われたパチは村人たちに襲撃され殺されかけるが、
ウスエが自分の魂を代償に悪魔と契約しパチを救う。
代償として地獄に落ちたウスエを救うため、パチは悪魔に自分の魂を差し出し
地獄でウスエを生きた世界に返し、一人地獄で戦い続ける。
感想・レビュー
まあまあ面白かったかな!
期待値が低かったからかもしれないけど名作とまではいかない良作
前半は完全にホラー
謎の鍛冶屋:パチとその家がホラーハウス
怖すぎ(笑)
家の周囲に設置されてるトラバサミでグシャッと行くトコとかまじ怖い
※スプラッタ作品ではないのでご安心を!
今考えると伏線が結構前半から張り巡らされてる。
でも、わっかりづらいんだよね。
作中で気づけない。
他の人の感想・レビューを見てやっとわかった。
中盤からはコメディになってくる。
悪魔:サルタエルをいじめる、ってあらすじに書いたんだけど
ウスエとパチが悪魔にすることがちょっと可愛い、思わず笑っちゃう。
伝承というか民話?らしく悪魔の弱点に忠実で、豆を数えずにはいられないって設定がラスボス的悪魔にも効くんだもん(笑)
んでもって途中からめっちゃサルタエル気のいいやつになるし、お前コメディ要因だったのかよ!って(笑)
ちゃんとシリアスなシーンがあるんだけど、
悪魔の上司が出てきて
サルタエルの小者化とリーマンみたいな悪魔社会が若干ウケる。
パチのウスエへの思いとか
中世の魔女狩りをイメージさせる世界観の表現はすごく良かったと思う。
ストーリーや伏線の張り方はしっかりしてるし、キャラの背景表現もちゃんとしてる。
所々で笑える部分が出てくるんだけど、本筋のシリアスホラーなストーリーが破綻してない
ホラーとコメディのバランスが取れてるのかな?
不思議といい映画だったって思える(笑)
満足感があった!!
まとめ
普段映画をあんまり見ない人にはそこまでお勧めできる映画じゃないかな
見れば見るほど面白いスルメ映画みたいな感じ。