【考察】ネット視聴が普及した今、映画館の未来は?
映画館が好きだ
全体的が薄暗いけど
ぼうっとモニターだけが光ってる
映画だけのコマーシャルが流れてて、BGMはそれだけ
コンセのお店からはポップコーンの甘い匂いがふわっと香って
隅っこにはチュッパチャプスの自販機がある
ポディアムでバイトのお姉さんがアナウンスしてる
あの独特の雰囲気
外とは全く違う雰囲気
一種
遊園地のような
別世界の入り口がそこにあったんだ
劇場の中
ずっとみんながそわそわヒソヒソしてる
「始まるのはまだかな」「どんな映画かな」って
少し暗くなってくるとその期待が一気に高まる
そして一斉に静かになるんだ
始まる前の映画の宣伝もいい
「映画」って世界に引き込んでくれる
そしてもう一段階暗くなる
ここで本当の静寂が訪れる。劇場全員の意思が一つになる。
その時の「始まるぞ」ってその空気感がたまらない
ぼくにとって、映画といえばこれ
東映のこの波しぶき
幼い頃はゴジラをよく見ていたから
僕にとってはこれが映画だったんだ
“東映”だからじゃなく
コレが映画だった
映画館が好き
映画を観る予定がなくても
雰囲気を味わいたくて足を運ぶくらい好きだ
だけど
映画館の未来は大丈夫なのだろうか
最近は“シンゴジラ”や“君の名は”で
映画館に足を運んだ人も多かったと思う
それでも聞くんだ
映画館はもうヤバイ
ずっとそう聞いてる
映画館でバイトをしていた時も
社員さんの話を聞くと
いつも「この業界はもう無理だよ」と言っていた「今の形のままでは続かない」と
特に最近だと若者は、ネットで映画を見る人が多いんだろうな
僕自身映画館で見るよりもNetflixとAmazon prime ビデオの方をめっちゃみてるし
個人的な話だけど
NetflixとAmazonprimeビデオ合わせても月額1600円
何度見ても1600円きりだ
映画館だと一回で1100円
料金が全然違う
ネットが安すぎる
ツタヤだって新作400円、旧作に至っては100円なんて安すぎる。
ネットのVODの人気とDVD・BDの普及
映画館にとっては逆境すぎる
60年余りの間の映画館数の変化をグラフ化してみる(最新) - ガベージニュース
単純試算だが直近の2017年における1公開映画あたり平均入場者数は14.7万人。記録のある中では過去最低値を記録した2014年の13.6万人からは1.1万人の増加。グラフにある通り2015年からは増加に転じており、トレンドの転換の気配があったが、2017年では下落してしまったのが残念ではある。
この記事でも
入場者数へ減っていると述べている
だが
映画館離れなど無い…映画館での映画鑑賞の動向推移をグラフ化してみる(最新) - ガベージニュース
この記事を見てみると
映画離れなどないと述べている。
正直なところ、どっちが正しいのかわからない
確かなことは
映画館に行かなくても高画質の映画を見ることができる
ってことだ。
間違いなく映画館にとって逆境だ
逆境はそれだけじゃない
観客のマナーも悪くなってる気がする
昔は
"映画泥棒"だの
"劇場内でのタバコは禁止"だの
そんな
注意喚起、みたいな映像は上映前になかったはずだ
映画館でバイトしてた時
信じられない奴がたくさんいたんだよ
タバコふかしてたり
上映中に大声で話してたり
お惣菜を買ってきて食べてたり
※しかも先の下にゴミ放置してくんだ
マックのシャカシャカポテトをシャカシャカするラッパーまでいたんだぞ!
マナーとか
わざわざ言っても守らない人が沢山いる
もう
たくさんの見ず知らずの人同士が
映画館の大スクリーンで見るような
そんな時代は終わっちゃうのかな
僕も一人で見たほうが気楽だ
隣の人を気にしたり
変な人がいないかビクビクしないでいい
レイトショーだったり平日の観客の少ない時間に映画館に行きたいと思ってる。
環境の変化だけじゃない
見る人間も変わってきている
ってことだ。
コレでも映画館の未来は安泰と言えるのかな・・・
好きなんだけどな・・・・
映画館
アルバイトをしたし就職だって考えるくらい
ここからは勝手な想像なんだけど
映画館は大スクリーンで大勢にで同時に見る形じゃなく
小さな
小スクリーンに変わっていくんじゃないかな
個室で見るような形だ
今はプラチナルームになってるけど
そういう個室がどんどんリーズナブルに一般的になって行かないかな
もしくはドームのボックス席のような
個室映画館が有れば
僕なら必ずそこに行く
わざわざ隣人を気にしなくていいからね
どんな形であれ
映画の文化は残ってて欲しいなぁ